西陣織「志まや織物」in京都

こんにちは!スタッフのAです。

今回は新コーナー「京都の匠」をお届けいたします。

京都の世界に誇る職人様や地域に愛される職人様など、私たちの街で活躍されている方々の素晴らしさをお伝えすることで、少しでも街の発展に貢献できればいいなと思いスタートいたしました!

第1回目は、私たちの地元が誇る西陣織の老舗「志まや織物」様をご紹介いたします。

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志まや様をお伺いし、まず感動したのは京の代名詞とも言える京町屋の建物。なんと築100年以上!ご自宅の資料を拝見させていただくと「見積もり二百七十五円八十五銭」の建物だったそうです。いつまでも大切にしていきたい日本の宝物です。

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京都府知事からの表彰状を拝見いたしました。「あなたの企業は百年にわたり優れた伝統の技と商法を継承し、他の企業の模範となってこられた業績をたたえます」(一部略)とあります。志まや様が歩んでこられた歴史の重みは、私の想像では計れない敬するものだと心から思いました!

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ここで珍しいものを見せていただきました。100年以上前の当時の営業許可書です。時代劇で見る通行手形のような許可書。とっても価値あるものですね。100年以上前に営業を始められた社長から、現在も伝統を守り受け継いでいる社長まで「良い織物を作り皆様に届ける」という思いのバトンタッチが今も続いていると思うと、心から熱い思いが込み上げてきます。

社長はとってもおだやかな方で、お話するだけでほっこりとさせていただける優しいオーラをお持ちの社長です。

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織物はさすが匠の技。シンプルな色使いでありなが、モダンさをさり気なく感じることができる粋なデザイン。販売会を行うとすぐに売り切れになってしまうほどの人気だそうです。この紹巴織(しょうはおり)は西陣の特産品で日本の伝統工芸品と認められている織物です。

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最後に現場を見せていただきました。この一本一本の細い糸が匠の技で編まれ、世界に誇る西陣織が生まれるんですね。スタッフ様が熱心にそして楽しそうに糸を操り織られている姿が印象的でした。ちなみに驚いたのは3台同時に動かすことができるそうです!

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志まや様お忙しい中、ありがとうございました。私自身織物の現場は初めてでした。日本の伝統を拝見できたことがとっても新鮮で、そして私たち地元の匠の技をこれからも応援していこうと改めて思った一日となりました。

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